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和を学ぶIN京都2018が終わりました

おもてなし文化が連綿と受け継がれている京都にあって、花街はその一大中心地として栄えてきました。その五花街のひとつ、宮川町のお茶屋「駒屋」の女将で宮川町お茶屋組合組合長でもある駒井文恵さんをお迎えして、花街の現状・日常・継承していく難しさなどについて率直なお話を伺いました。なかでも、舞妓になる為の修行期間である見習いさんは、とにかく我慢が大切。実際に芸舞妓さんを育てておられる女将さんの「厳しい修行を経てはじめて綺麗な舞妓さんになれる」というお話は全ての世界にも通じる内容で、興味深く拝聴しました。

  

その後、市長をお迎えして過日京都市より交付していただいた「認定NPO法人」の認定書を授与していただきました。設立10年を迎えた折に市長よりご指導いただき、認定NPO法人に認可していただけたことに喜びを感じると共に、責任の重さを噛みしめて、理事、監事・スタッフ共々努力していく決意をしました。

  

その後は、とし恵美さんに「祇園小唄」、とし純さんに「川風」を、多栄さんの三味線と唄にあわせて踊っていただきました。あまりの美しさにみんなうっとりとされていたことは言うまでもありません。そしていよいよお座敷遊びーどんな遊びが始まるのだろうと興味津々―とし純さん、とし恵美さんのリードにつられて希望者が殺到して会場は大いに盛り上がりましたー老若男女問わず、日本人も外人も。このようなお遊びをしながら初対面の人も次第に打ち解けていくようにするなんて、私達も大いに学ばなければならないなあと思いました。

  

「認定NPO法人」認可を祝って顧問の田中田鶴子さんより花束を頂戴しました。最後は上河理事より閉会のご挨拶をさせていただき、設立以来15年もの長きに渡って着付けスタッフとして体験事業を支えて下さいました富部仲子さん、小林千枝子さんに感謝の花束を贈呈し、終了させていただきました。最後になりましたが、市長をはじめとするご来賓の皆様、お忙しい中ご参加いただきました皆様、本当に有難うございました。

西川 充

  

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